給与未払いを理由に試合のボイコットを示唆していたリオデジャネイロ・オリンピックのサッカー男子ナイジェリア代表に、思わぬ救いの手がさしのべられた。
美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長は8月13日、Twitterで、準々決勝のボイコットを示唆したナイジェリア代表に、独自にボーナスを与えると表明。ナイジェリアはデンマークと準々決勝を戦い、2-0で勝利。ベスト4に進出した。
高須氏は、給与未払いでボイコットも辞さずとの報道を読んで、以下のようにツイートしていた。
高須氏によると、ソーシャルネットワークを通じてナイジェリア・サッカー協会と連絡をつけ、支払いで合意したという。
ナイジェリア・サッカー協会のSeyi Akinwunmi副会長はイギリスのBBCに対し、「高須氏と直接連絡を取り合い、彼の申し出に非常に感銘を受けている」とした上で「問題はこの国に不法行為がはびこっていることだ。横領されないよう、厳重にチェックしないといけない。大事な試合を控えており、まずはそこに集中することだ」と話した。
四強入りだ❗
メダルに王手だ!
金メダル取っちゃえ❗
ナイジェリア代表は、キャンプを張っていたアメリカ・アトランタからの飛行機代入金に手間取り、予選リーグ第1戦の試合当日にブラジル入り。しかし、その試合で日本を5-4で破ると、グループBの1位で予選を通過していた。
ナイジェリアの準決勝は18日午前4時(日本時間)。ドイツと対戦する。