元大関貴ノ浪 音羽山親方が死去 43歳

大相撲の元大関の貴ノ浪、現在の音羽山親方が6月20日午前、急性心不全のため死去した。
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大相撲・元大関の貴ノ浪、現在の音羽山親方が6月20日午前、急性心不全のため死去した。43歳。NHKニュースなどが報じた。

日刊スポーツによると、1987年春場所で初土俵を踏み、91年九州場所で新入幕を果たした。94年初場所後に大関に昇進し、96年初場所で同部屋の横綱貴乃花を優勝決定戦で破り初優勝を果たした。

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同部屋同士の優勝決定戦で貴乃花(左)をかわず掛けで破り、初優勝を決めた貴ノ浪=東京・両国国技館

横綱貴乃花との同部屋優勝決定戦を制し、優勝旗を受け取る初優勝を果たした大関貴ノ浪(左)=東京・両国国技館

2度の優勝を果たしたが、足首のけがから99年九州場所後に大関から陥落した。翌2000年初場所で10勝し大関に返り咲いたが、同年夏場所に再び陥落した

04年夏場所を最後に引退。通算成績は777勝559敗13休。年寄音羽山を襲名し、貴乃花部屋で指導にあたっていた。日本相撲協会によると、滞在先の大阪市内のホテルで音羽山親方が倒れているのが見つかり、病院に搬送されたが、その後死亡が確認されたという。

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