榎木孝明さん、30日間の「不食」生活ってどんなものだった?

榎木孝明さんが、5月30日から続けてきた水系以外のものは摂取しない「不食」生活を6月18日に終える。榎木さんは毎日不食の様子をFacebookに投稿し、質問に答えた。
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俳優の榎木孝明さん(59)が、5月19日から続けてきた飲み物以外は摂取しない「不食(ふしょく)」生活を、6月18日に終える。榎本さんは17日に記者会見。「食べないことで、自分の意識がどう変わるかを試してみたかった」などと話した。スポニチなどが報じた。

18日に放送されたTBS系「ひるおび!」によると、「絶食」は主に宗教的な行為であるのに対し、「不食」は食欲と闘わずして食べない行為だという。榎木さんは、不食に対して賛否両論があることを把握しており、「決して食べないことを推奨するものではない」と強調した。

フジテレビ系の「とくダネ!」によると、榎木さんは病院に泊まりこみ、専門家の指導を仰ぎながら不食を行ったという。監視カメラなどで日々の様子を撮影し、食べていない証拠とした。

摂取して良いとされるのは飲み物のみ。コーヒーとお茶なども摂取してよかったという。ただし、途中で血圧が上がったこともあり、専門家から塩分と糖分の補給をすすめられ「あめとか、塩あめとかを食べた」と話した。体重は期間当初の80kgから71kgまで落ちたが、そこから変わらない状態だ。

不食の期間中、おなかは鳴ったが食欲は感じなかったという。うなぎの蒲焼きの匂いを嗅いでも、「食べたいとは思わなかった」とコメント。また、排便は期間中、3回のみ。体の中にたまっていた「宿便(しゅくべん)が出ました」と語った。

不食のきっかけは、榎木さんは20代から続けているインドを中心にした一人旅。飲まず食わずで帰国すると、いつも体調が良くなっていることに着目した。期間中の様子は、毎日、Facebookページに投稿。不食の様子をテレビに売り込んだが断られたことや、体重減少による体型や人相の変化でドラマの撮影に影響が出ないかとの懸念などを綴ったほか、不食と防災との関係について、次のように記した。

東京でもし直下型の大地震が起きエレベーターに閉じ込められた時、あなたは自分が何日生き延びる自信がありますか?(中略)

 

万が一閉じ込められた時、食べられない事よりももっと辛いのは閉所恐怖と暗闇と助からないかもと思う絶望感でしょうが、もし人は食べなくても生きられるとの思いが自分にあれば、強い精神力と勇気に結びつくことでしょう。つい最近もネパールの地震で一週間後に助けられた少年の奇跡が報道されていましたが、地下鉄からでもエレベーターからでも数週間やひと月の奇跡の生還は可能だと思います。あなたはそんなことが出来る自分を信じてあげることができますか?あなたがまだ気づいていないだけで人間には無限の可能性があると思います。

 

安心感を得るために小さなペットボトルと数個の飴玉をいつもバックに入れておくことをお勧めしています。

 

榎木孝明さんFacebookページより 2015/06/17 23:53)


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【訂正】2015年6月19日 午前8時5分

当初の記事で不食の開始日を「5月30日」としていましたが、正しくは「5月19日」でした。

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