東京・銀座にある中央区立泰明小学校(和田利次校長)が、今春に入学する1年生から、標準服(制服)を海外高級ブランド「アルマーニ」がデザインを監修したものに切り替えることが明らかになった。
洗い替えのシャツまで全てそろえると9万円。新たに加わった夏服や洗い替えの価格を含めると、今の標準服と比べて3倍以上の値上がりとみられる。
保護者に負担を強いる学校側の対応に、Twitter上で波紋が広がっている。
青木かの中央区議は、当時区議側に報告がなかったことを明らかにし、「教育委員会定例会では発表されず。教育委員には別の場で伝えられた」とツイート。
音喜多駿・東京都議も、「これを『標準服=事実上の制服』とするのは厳しい...。選択の余地が残せるように今からでも軌道修正するべきでは」と対応を求めた。
さらに、学校側の対応に対する驚きや批判の声は止まらず、「全く賛同できない」「ほぼ毎日着て汚したりするのに...小学生ならすぐ成長してしまう」「財力のそこそこある児童しか入学して欲しくないって言ってる!?」といったコメントが寄せられた。
全く賛同出来ない。これ、通ったらアカン。
公立小「アルマーニ標準服」を導入 全部で9万、親は「子どもが置き去りにされている」(ハフポスト日本版) https://t.co/zJTNsy4deL
— ふきの湯 (@fukinoyu2) February 8, 2018
一方で、学校側を擁護する声もある。泰明小学校が公立であっても越境入学が可能な特認校であることから、「いやなら別のところへ行けばいいのでは?」という意見もあった。