昨日21日(金)夜に、グアムの北西で発生した台風24号は、22日(土)3時現在、マリアナ諸島近海を発達しながら西に進んでいます。
▼台風24号 22日(土) 3時現在
存在地域 マリアナ諸島
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 西北西 20 km/h
中心気圧 998 hPa
最大風速 20 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 30 m/s
この先台風24号は、猛烈な勢力まで発達した21号や22号と同様に、海面水温が28℃以上と温かい海域を西よりに進み、勢力を強める見込みです。
明日23日(日)には暴風域ができ、その後も急速に発達すると予想されています。
来週中頃以降の進路については、まだ予想が難しい状況ですが、沖縄の南へと進み、速度を落として進路を北寄りに変える可能性があります。
その場合、日本へ接近するおそれもあり、影響が懸念されます。
複数の気象予測モデルの予想を見ても、まだ進路のばらつきが大きく、正確な進路は予想しづらい状況です。同じ機関のモデルでも、最新の計算が更新されるたびに、情報が大きく変わることもあります。
今後も最新の情報に十分注意するようにしてください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風24号のチャーミー(Trami)は、ベトナムが提案した名称で、バラ科の花の名前です。
気象予報士による動画解説
(2018年9月22日ウェザーニュース「台風24号 急速に発達しながら西へ 日本へ影響する可能性も」より転載)