シリアで「イスラム国」を空爆 アメリカ国防総省が発表

アメリカ国防総省は9月22日、シリア領内でイスラム過激派「イスラム国」に対する空爆を始めたことを明らかにした。戦闘機や爆撃機に加えて巡航ミサイル「トマホーク」を投入。アメリカ軍だけでなく、複数のアラブ圏の国が参加しているとみられる。
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ARLINGTON, VA - AUGUST 29: Pentagon Press Secretary Rear Admiral John Kirby speaks during a press briefing at the Pentagon August 29, 2014 in Arlington, Virginia. Rear Admiral Kirby spoke on various topics including possible strategy against ISIL in Syria. (Photo by Alex Wong/Getty Images)
Alex Wong via Getty Images

アメリカ国防総省は9月22日、シリア領内でイスラム過激派「イスラム国」に対する空爆を始めたことを明らかにした。戦闘機や爆撃機に加えて巡航ミサイル「トマホーク」を投入。アメリカ軍だけでなく、複数のアラブ圏の国が参加しているとみられる。時事ドットコムなどが報じた。

戦闘機や爆撃機による攻撃だけでなく、洋上に展開した艦艇から巡航ミサイル「トマホーク」を発射。イスラム国が本拠を置くシリア北部ラッカなどに攻撃を加えたもようだ。空爆には複数のアラブ圏の国が参加しているとみられる。国防総省のカービー報道官は「米軍と協力国の各軍が戦闘機や爆撃機、トマホークを用いて軍事行動を取っている」と述べた。

(時事ドットコム『シリア空爆開始=米軍など、イスラム国標的-アラブ圏各国も参加か』より 2014/09/23 11:17)

8月8日以降、アメリカ軍はイラク国内で「イスラム国」に対する空爆を続けていたが、隣国シリアでの空爆を実施したのは今回が初めて。

「イスラム国」はイラクとシリアの両国で勢力を広げており、オバマ大統領は9月10日のテレビ演説で、「イラク同様にシリアでも軍事行動をとることをためらわない」と述べ、イラクで続ける空爆をシリアにまで拡大する方針を示していた

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