シリア情勢悪化で安倍首相、アサド政権に退陣要求

シリアのアサド政権が、前政権を支持する反対派や一般民衆に対して化学兵器を使用し、アメリカが軍事介入を示唆する中、ドーハにいる安倍首相が、アメリカに協調しアサド政権に退陣を要求した。
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Shinzo Abe, Japan's prime minister, speaks during a news conference at the prime minister's official residence in Tokyo, Japan, on Wednesday, June 26, 2013. Abe wants to focus on the economy for the next three years, he said today at a news conference in Tokyo marking the end of a parliamentary session. Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg via Getty Images
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シリアのアサド政権が、前政権を支持する反対派や一般民衆に対して化学兵器を使用したとして、アメリカが軍事介入を示唆する中、ドーハにいる安倍首相が8月28日、アサド政権に退陣を要求した。

安倍晋三首相は28日、カタールのドーハでタミム首長と会談し、シリア情勢について「シリア情勢の悪化の責任は、暴力に訴え、無辜(むこ)の人命を奪い、人道状況の悪化を顧みないアサド政権にある。アサド政権は道を譲るべきだ」と述べ、退陣を要求した。

(朝日新聞デジタル「「アサド政権は道譲るべき」 安倍首相、退陣を要求 - 政治」より 2013/08/28 21:16)

シリア情勢をめぐっては、アメリカ、イギリス、フランスが国連安保理の全会一致に依らない軍事介入を目論み、米NBCが「アメリカが数日以内に攻撃を開始」と報道するなど、「Xデイ」は間近とみられる。一方、ロシアと国連は、決議なしの攻撃をけん制する動きも見せており、予断を許さない状況が続いている。

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