パワハラや残業代未払いなどを意図的・恣意的に従業員に強いている企業を選ぶ「ブラック企業大賞2015」のノミネート企業が10月27日発表された。候補に名前があがったのは、セブン-イレブン・ジャパンや、「アリさんマークの引越社」で知られる引越社関東など6社。インターネットでの投票などを経て、11月29日の授賞式で大賞が発表される予定だ。
ブラック企業大賞は、労働相談に取り組んでいる弁護士や市民団体、ジャーナリストなどでつくられた実行委員会によって実施されているもので、長時間過密労働や低賃金、コンプライアンス違反、求人票でウソを書くなどの指標を元に企業をノミネート。約1カ月のネット投票などを経て、「大賞」が発表される。
発表は今年で4回目。2014年は11社がノミネートされ、過酷なノルマや長時間労働で若い社員の過労自殺が起きた「ヤマダ電機」が大賞に選ばれた。2013年には「ワタミフードサービス」が、2012年には「東京電力」が大賞に選出されている。
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