三菱自動車が軽自動車の燃費をよく見せかける不正行為をしていた問題で、スズキも軽自動車の燃費のデータを取得する際に、国が定めた方法と異なるデータ測定をしていたことが5月18日にわかった。燃費データを取得する走行試験で不正があった疑いがあるという。NHKニュースなどが報じた。
三菱自動車による一連の燃費データ不正問題を受けて、国交省は自動車メーカー各社にも不正の有無を調査し、18日までに報告するよう指示していた。日本経済新聞によるとスズキは、社内調査した過程で測定方法に関して不備がある可能性が判明したという。
三菱自動車は、軽自動車4車種の燃費をよく見せかけるためデータを意図的に操作していた。毎日新聞によると、スズキは意図的なデータの改ざんを否定。「燃費性能には影響はない」という。
鈴木修会長は18日午後、国土交通省に報告する。