鈴木寛・元民主党参院議員が文部科学省参与に

下村博文文部科学相は、元民主党参院議員の鈴木寛氏を文科省参与に起用したことを明らかにした。
Open Image Modal
時事通信社

下村博文文部科学相は10月17日、閣議後の記者会見で、元民主党参院議員の鈴木寛氏(50)を文科省参与に起用したことを明らかにした。就任は7日付。大学入試改革など教育再生に関わる重要施策で、文科相から助言を求められるとみられる。NHKニュースなどが報じた。

下村文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、鈴木氏を文部科学省の政策立案のアドバイスを行う参与に起用したことを明らかにし、起用理由について、「鈴木氏は民主党政権で副大臣を務めたが、教育やスポーツ、文化に最も精通された方だと前から高く評価していた」と述べました。

 

そのうえで、下村大臣は「鈴木氏には、重要施策のうち大学入試改革などへの協力をお願いした。大学の入学試験を変えることは、高校以下の学習指導要領の抜本改革にもつながることであり、外部の方々の協力が必要だ。フリースクールや不登校対策への対応などにも参与として参画していただきたい」

 

文部科学省参与に鈴木寛氏を起用 NHKニュースより 2014/10/17 14:26)

鈴木氏は、2001年に参議院議員に初当選。民主党政権時代に文科副相に起用されたが2013年の参院選で落選し、民主党を離党。現在は東大大学院や慶応大で教授を務めている。

【関連記事】

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています