妻を襲ったサメに夫が飛び乗り、パンチし続けて助ける。「誰もがやることをやっただけ」

助かってよかった……
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オーストラリア・シドニー北部で、妻を襲ったサメに夫が飛びのり、妻を離すまで殴り続けて命を救った

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2014年にオーストラリア南部の海で撮影されたホホジロザメ
Barcroft Media via Getty Images

シャンテル・ドイルさんは8月15日、シドニー北部ポート・マッコーリーにあるシェリービーチで、夫のマーク・ラプリーさんと一緒にサーフィンをしている最中に、体長約2〜3メートルの若いホホジロザメに襲われ足を数回噛まれた。

シドニー・モーニング・ヘラルドによると、ラプリーさんは自分のボードからサメの上に飛び降り、妻の足を離すまでサメを殴り続けた。そしてサメが足を離した隙に妻を救助して、他のサーファーと一緒にビーチに戻るのを助けた。

ドイルさんはビーチで手当を受けた後、ヘリコプターで地元の病院に運ばれ手術を受けた。重症を負ったものの、容体は安定しているという。

 

 

水難救助団体「サーフライフセービング ニューサウスウェールズ」代表のスティーヴン・ピアースさんは、「彼はサーフボードで近づき、彼女を引き離すためにサメの上に飛び乗って叩き続けた。そして彼女がビーチに戻るのを助けたんです」「本当にすごい。英雄ですよ」とシドニー・モーニング・ヘラルドに語っている。

英雄になっているラプリーさんだが、テレグラフに「誰もがやることをやっただけです」「サメが彼女の足をしっかり掴んでいたので海に飛び込みました」と語っている。 

目撃者の一人によると、救急隊員が彼女の救助をしている間に、サメはボードをくわえたままその場から離れていったという。

このエリアで人間がサメによる襲われるのはこの2カ月で3度目だ。この出来事の後、周辺のビーチは少なくとも24時間閉鎖された。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。