月が満月の状態で地球に最接近したとき、通常よりも大きく、明るく見える「スーパームーン」という現象が、23日夜、国内各地で観測された。産経新聞は次のように伝えている。
東日本大震災の津波に耐え、復興の象徴となった岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の近くでスーパームーンを見ようと、同県大船渡市から訪れた中野貴之さん(43)は「(修繕工事の)囲いが取れた後きちんと見られて良かった」と喜んでいた。(MSN産経ニュース 2013/623 21:29)
スーパームーンとはもともと占星術の用語として使われていたもので、ほぼ年に1回観測される。月が地球に最も近づいたときに、満月もしくは新月の形になった月の姿、またはその現象をさす。NASA(米航空宇宙局)の発表によれば、最も遠くにあるときの満月よりも約14%大きく、30%も明るく見えるという。(コトバンク「知恵蔵2013」より)
日本国内のみならず、世界各地で美しいスーパームーンの画像がネット上にアップされている。
※ハフィントンポスト米国版では、みなさんが撮影したスーパームーンの画像を紹介しています。