飲料メーカーのサントリーが2月22日、世紀の大発明をTwitterで披露した。
そう、22日は猫の日。円形のペットボトルキャップに、猫耳を生やしてしまったのだ。
サントリーによると、この猫キャップはCGや画像加工などではなく本物という。
公式Twitterで午前9時前につぶやくと、2時間でリツイートは約1万件に。広報担当者は「猫の日に楽しんでいただこうと企画したもの。反響の大きさにびっくりしています」と話す。
このキャップは、Twitter担当者と、ボトルなどのデザインを手掛けるサントリーのデザイナーが「猫の日に合わせて何かできないか」と相談して企画が持ち上がったという。
大量生産用に型があるわけではなく、3Dプリンターを使って出来上がった小数の試作品で、この世には数個しかない。
Twitterの投稿には、販売を希望するコメントや可愛いといった声のほかに、猫耳の突起が指に引っかかることによって「開けやすそう」「ユニバーサルデザイン」といった意見も相次いだ。
ただ、残念なことに販売の予定はないという。
広報担当者は「商品化となるとお客様のニーズなどのほか、実際にこの形では箱詰めのときなど流通時の課題が出てきてしまい、なかなか難しいのです」と説明している。