東京・池袋のサンシャイン水族館は、大型水槽「サンシャインラグーン」で飼育しているトビエイなどの魚類24種類1235匹が死んだと11月8日、発表した。産経ニュースなどが伝えた。
展示の目玉となっているこの大型水槽の生物の94%に当たり、酸欠が原因とみられるという。
この水槽では、7日に魚の体にはんてんが現れる病気の治療として薬品を投入し、その効果を高めるために、細かい空気の泡で水槽内のフンなどを取り除いている装置を止めたところ、8日の朝、巡回中の警備員が大量に死んでいるのを見つけたという。
水族館は9日も通常通り営業するが、同水槽で通常実施している水中パフォーマンス、エサやり体験、探検ガイドツアーなどを中止すると公式サイトで伝えている。
サンシャイン水族館はNHKの取材に対し「再発防止に努めるとともに、徐々に魚を増やし美しい水槽にしてまいります」とコメントした。