アメリカ・ジョージア州のアンジェラ・バードさんが、ミネアポリスからアトランタへの飛行機内でのある男性の行為に涙を流した。
「ジョージアに帰る飛行機でのことです。ある男性の乗客が、別の女性客を手伝い始めたのです。
女性は妊婦で、1人で息子を連れて飛行機に乗っていました。男性は女性客とは知り合いではありませんでしたが、女性の息子がぐずって騒ぎ始めたので、女性に手伝いを申し出たのです。
彼は女性に、『自分にも子供がいる』と話し、彼女が休めるように手伝いたいと言いました。ミネアポリスからアトランタまでのフライトのほとんどの時間を、彼は通路を歩いて男の子を自分の子のようにあやして過ごしました。
私は涙が出ました。彼が白人で女性が黒人だったからではありません。混乱に満ちた今の世の中にも、まだ良い人が存在することを目にしたからです」。
バードさんの話は、Facebookに投稿されてから19時間で2万回近くシェアされ、14万を超える「いいね」が集まった。
なお、機内での見知らぬ人の親切が人々の涙を誘ったのはこれが初めてではない。
2016年5月には、機内で見知らぬ人に泣いている娘をあやしてもらったある母親がその体験を投稿した。
その女性の名前は不明だが、彼女は家族を訪ねるために5000マイル(約8000km)の旅をしている最中で、夫は軍隊で任地に赴いている最中だった。その男性は、彼と女の子が隣になるように彼女と彼女の娘の席を交換してはどうかと提案した。
「彼はiPadを取り出して自分の孫の写真を娘に見せてくれました」とその母親は書いた。
「彼は娘の注意をひくのを手伝ってくれて、ぐずった時にはあやしてくれました。とても忍耐強くて愛情がこもっていました」。
「気づいたら6時間のフライトが終わろうとしていました。彼はさよならとあいさつして、すぐに姿を消してしまいました。私は目に涙を浮かべながら、彼がしてくれたことを母に母に話しました」。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。