JR東海は4月16日、山梨リニア実験線での有人走行試験で、時速590キロを記録したと発表した。この速度はリニアモーターカーとしては世界最速。2003年12月2日に記録した時速581キロの世界記録を11年ぶりに更新した。産経ニュースなどが報じた。
今回の試験は、リニアの高速域での空力特性などのデータを集めて、安全性や乗り心地などを向上する目的で実施。この日午前に行われた試験では、社員29人が乗った車両が11時53分に590キロを達成し、最高速を約19秒間維持した。
(リニアが最速更新590キロ 21日に600キロに挑戦 ギネス記録塗り替えへ - 産経ニュースより 2015/04/16 17:38)
2027年に東京・品川〜名古屋間の先行開業を目指すリニア中央新幹線は、営業運転では最高時速500キロを予定している。今回の走行テストは営業に向けての安全性や耐久性を調べるもので、21日にも時速600キロを出す試験走行を行う予定だ。
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