矢口真里、ベッキーにエール「あきらめずに突っ走って」
タレントの矢口真里が21日、都内で行われたクエンティン・タランティーノ監督第8作目となる映画『ヘイトフル・エイト』(27日公開)のトークショーに出席。作風になぞらえて“芸能界の嫌われ者”としてイベント出演のオファーを受けたという矢口は「(嫌われてるのは)自負しております」と気丈に話した。
続けて「私は順調に嫌われていて、精神が鍛えられてる」と自虐を交えて笑いを誘うと「最近の芸能ニュースでも私の名前が度々、浮上してくる。それも強みに変えて、きょうもこうやってお仕事をもらえた」と超前向き。
2013年5月から翌年10月まで芸能活動を休止していた矢口は「世間で“賞金首”くらいの形で記者に追われた。あいつの首取ったれ! ってくらいに」と苦笑いで振り返った。復帰後は「世間の人たちはすれ違った時に優しい」と明かしつつ「ネットでは私の会話でブワっと(炎上)するので、事務所の方に気をつけろと言われる。バラエティー(出演)が多いのでちょっとリップサービスをしないと(テレビ)局の人も喜んでくれない。視聴者の方も少し優しい目で観ててくれれば」と、番組のためプライベートを切り売りすることに理解を求めた。
また、タレントのベッキーが不倫疑惑騒動で休業したことが話題に上ると、「人生一度きり。今、大変な時期を過ごされてる方もたくさんいると思うけど、何かを乗り越えた時に強くなれる。あきめずに突っ走って欲しい」とアドバイス。報道陣の「誰に向けて?」という誘導尋問には乗らず、「今、悩んでる全ての人に…」と濁しながらもエールを送っていた。
イベントには、お笑いコンビ・品川庄司も出席。品川祐は「何かしたわけじゃないけど、嫌われてる」と不満げに「我々はしょうがない。最近は何かやったらすぐにニュースになる…」とポツリ。とはいえ、6股で世間を騒がしている狩野英孝の名前が出てくると、品川は「ヘイトフル・エイコーでいいんじゃない?!」とすかさず映画のタイトルをもじって報道陣を沸かしていた。
映画は、吹雪でロッジに足止めを食らい、一夜をともにすることになったワケありの男女8人が、そこで起きた殺人事件をきっかけに疑心暗鬼となっていく様子を描いた密室ミステリー。
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