阪神・淡路大震災から20年、街は賑わっていた。あの日までは【画像】

1995年の阪神・淡路大震災から20年。もはや面影を探すことも難しい現在の様子を、当時の写真に重ねた。
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1995年の阪神・淡路大震災から20年。もはや面影を探すことも難しい2015年1月16日の様子を、当時の写真に重ねた。

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神戸市長田区にある室内商店街は、かつて木造の小さな商店が連なっていた。今は幹線道路沿いにある洋服店(2015年の写真の右側に写る建物)は、商店街の入り口から3軒目のところにあった。震災後、区画整理があり、幹線道路が拡幅されたのだった。

「商店街」という看板こそ残るものの、通りに残る商店は数軒のみだ。アーケードは取り払われ、訪れた1月16日の午後は人通りもまばらだった。終戦直後の父の代から続いてきた洋服店を「意地で」同じ場所に再建したと話す店主は「当時はけっこう賑わっていた商店街やったんやけどなあ。勢いで20年突っ走ってきたけど、今は厳しいなあ」。震災直後の写真を覗き込んで「何だか懐かしくなってきたわ」とつぶやいた。

▪︎室内商店街(神戸市長田区)

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(C)神戸市(CC BY 2.1 JP)/Taichiro Yoshino

▪︎鷹取商店街(神戸市長田区)

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(C)神戸市(CC BY 2.1 JP)/Taichiro Yoshino

▪︎阪急伊丹駅(兵庫県伊丹市)

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(C)時事通信社/Taichiro Yoshino

▪︎三菱銀行兵庫支店(神戸市兵庫区)

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(C)AP/Taichiro Yoshino

▪︎阪急三宮駅(神戸市中央区)

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(C)神戸市(CC BY 2.1 JP)/Taichiro Yoshino

▪︎鷹取商店街(神戸市長田区)

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(C)神戸市(CC BY 2.1 JP)/Taichiro Yoshino

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