開成中・高に脅迫文届く 「黒子のバスケ」など類似事件相次ぐ

進学校として知られる開成中学校・高校を運営する開成学園(東京都荒川区)が12日開催を予定していた運動会に脅迫文が届いていたことがわかった…
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 進学校として知られる開成中学校・高校を運営する開成学園(東京都荒川区)が12日に開催を予定していた運動会に、脅迫文が届いていたことがわかった。10日朝、同学園内の郵便ポストに手書きの脅迫文1枚が入っているのを学園職員が見つけて交番に届けたという。産経新聞の報道によると、脅迫文には

「運動会を中止しなさい。さもなくば、開成生徒の誰かのお肉を召し上がって頂くことになりました」(産経デジタル)2013年5月12日 02:00

などと書かれていたという。

 開成学園は12日に予定していた運動会を「雨天およびグラウンド状況不良」により13日に延期し、「事情により一般公開は中止」するとホームページで発表した。

本年度の運動会は、事情により一般公開は中止となりました。公開は「在校生の家族のみ」となります。家族の方も入場の際は「入校許可証」の提示をお願いいたします。ご来場を予定されていた皆様にはたいへんご迷惑をおかけしますがご理解ご協力のほどお願い申し上げます。(開成学園ホームページより 2013年5月10日)

 運動会の開催に支障が出たことなどから、警察は威力業務妨害容疑などで捜査している。

ツイッターには13日朝の学校周辺の様子についてのつぶやきも。

 運動会は例年5月の第2日曜日に開催される同校最大のイベントで、企画・運営のすべてを生徒たちが担う。各チームが激しくぶつかり合う「棒倒し」などの人気競技を一目見ようと、多くの保護者やOBなどが詰めかけることで知られる。

■相次ぐ脅迫事件

 週刊少年ジャンプ(集英社)に連載中の漫画「黒子のバスケ」のイベント中止を求め、脅迫状を送りつける事件が相次いでいる。12日、大阪市住之江区で開催予定だった同人誌即売イベントにも脅迫状が届き、主催者は「黒子のバスケ」関連作品の出品中止を決めた。

 主催者からのプレスリリースによると、

「住之江警察署の現時点の基本見解として、他会場とは大きく異なり「事件完全解決」まで通常開催には、 広域かつ厳重な警備実施が必要というご指導をいただき、05/12大阪94とあわせて大阪会場のみ以降の該当作品の参加受付見合わせとさせて頂きました。」(2013年5月8日 13:00)

と説明している。

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