“未開の地”を歩くミッキーマウスの貴重な姿がエモすぎる。TDSファンタジースプリングスのオープンで振り返る

TDS新エリアファンタジースプリングスがオープン。東京ディズニーランド誕生までの過程を振り返ります。
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東京ディズニーランドのシンデレラ城。1983年のパーク開園からシンボル的存在となってきた
時事通信社

TDSに6月6日、8番目のテーマポート・ファンタジースプリングスがグランドオープンした。

「オープン」といえば、今から40年以上前、東京ディズニーランドが完成する前、まだ未開の地を歩くミッキーマウスの貴重な姿があった。

ミッキーマウスはまだ建設途中で完成・開園前の段階であった東京ディズニーランドのパークを歩いていた。

その姿がおさめられた1枚の写真がある。その姿が「今までで見たミッキーの中で一番エモい」「歴史を感じる」と話題だ。

写真は、ディズニープラスの公式Xが2020年に公開したもの。

背景にあるのは、トゥモローランドに今も存在するアトラクション・スペースマウンテン。写真ではこのアトラクションもまだ建設中だったことが分かる。

この貴重な姿に「今までで見たミッキーの中で一番エモいかも」「とても歴史を感じる一枚」と反応するファンもいた。

さらに、ミッキーマウスの足元を見るとまだ道すらできていない。まさに東京ディズニーランドが“未開の地”から始まったことが伝わってくる。

東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの公式サイトには東京ディズニーランドが開園するまでの歩みが紹介されている。

1979年4月に「東京ディズニーランドの建設および運営に関する契約(基本契約)」が締結され、1980年11月に千葉県から建設実施計画の認可を受け、同年12月3日に東京ディズニーランド着工式が執り行われた。

建設に関わる当初の予算は1000億円だったが、最終的な総事業費は約1800億円まで膨れ上がった。それでも当時の高橋政知社長は「妥協はするな。本物を造れ」と伝えたという。

TDS・ファンタジースプリングスで盛り上がる東京ディズニーリゾートは、さらなる進化を遂げる。