お料理の味に深みを出してくれる「だし」。普段はインスタントのものを使っているけれど、一からだしをとることに挑戦してみたい、という人も少なくないのではないでしょうか。
だしの取り方がわからない人も、作業が面倒くさい人も、大丈夫。ライオンが運営するLideaの公式Instagramアカウント(lidea_lion)が紹介する「だしの取り方の基本」を参考にすれば、初めての人も安心です。
「だし」は意外と簡単に取れる!
初めての方は、基本のだしから挑戦してみるのがおすすめだといいます。
香り高く深い旨味のあるかつお昆布だし、コクのある旨味が特徴の煮干し昆布だしは、みそ汁や煮物、お吸い物に使うため、多くの人になじみ深いもの。他にもだしの種類として、かつおだしや昆布だし、干し椎茸だしなどがあります。
かつお昆布だしの取り方
かつおと昆布を使った「1番だし」の取り方のステップは、以下の通りです。
▽材料
水 1000ml
かつおぶし(花けずり) 25g
昆布 10g
▽作り方
1. 昆布は水洗いせず、汚れを軽くふき取ってから、水に30分ほど浸けておきます。
2. 弱めの中火でゆっくりと、時間をかけてお湯を沸かし、沸騰直前で昆布を取り出します。
3. 沸騰したら、少量の水(分量外)を加えて沸騰を抑えてから、かつおぶしを入れます。
4. 再び沸騰したら火をとめ、3分ほどおく。その後、厚手のクッキングペーパーで手早くこします。最後はしぼり切らないのがポイント!
煮干し昆布だしの取り方
煮干しと昆布を使った合わせだしを取るときは、苦みがでないように煮干しを前処理することがポイントです。
▽材料
水 1000ml
煮干し 30g
昆布 5g
▽作り方
1. 煮干しの頭と腹を手でちぎり、取り除きます。
2. 鍋に水と煮干し、昆布を入れ、30分ほど浸けておきます。
3. 鍋を中火にかけ、沸騰したら弱火にして、アクを取りながら5~6分煮出します。
4. 厚手のフェルトタイプのクッキングペーパーで手早くこします。
丁寧に手をかけただしを使った料理の味は格別です。ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。