シニア版の「バチェラー」が決定。「恋をするのに遅すぎることはない」

「ゴールデン・バチェラー」では、理想の相手に巡り会えなかった高齢者が、愛する相手を見つける第二のチャンスを手にする内容になるという

真実の愛は、待つ価値があるのか――。

アメリカで人気恋愛リアリティ番組「Bachelor(バチェラー)」を制作するABCは5月16日、シニア世代が主役の「ゴールデン・バチェラー」を2023年秋に放送すると発表した。

「ゴールデン・バチェラー」は「バチェラー」のスピンオフで、番組のSNSは「恋をするのに遅すぎることはない」とアピール。

さらに、ABCはプレスリリースで「これはまったく新しいラブストーリー、シニア世代の物語です」と説明している。

主人公は「理想の相手に巡り会えなかった人物」で、「愛する相手を見つけるための第二のチャンスを手にして、老後をともに過ごすパートナーを探す」内容になるという。

一方、彼のパートナー候補の女性については「愛や喪失、笑いを通じて多くの人生経験を積み重ねており、無限の可能性に満ちた未来を燃え立たせるための火花を求めている」と描写している。 

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Jose Manuel Castillo / FOAP via Getty Images

バチェラーは、成功を収めた独身男性(バチェラー)のパートナーの座を勝ち取るために、複数の女性が競う恋愛リアリティ番組だ。

『バチェラー』のほか、女性が主役の『バチェロレッテ』や『バチェラー・イン・パラダイス』などがあるが、シニアが主役になる企画は数年前から進んでいた。

ABCが65歳以上の独身出演者を最初に募集したのは2020年初め、新型コロナウイルスで行動制限される前だった。

ABCは「男性は最後に、自分が夢見る女性と新たな人生のページをめくることになるのでしょうか?」とプレスリリースで期待をつづっている。

 ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。