世間から大きな注目が集まる音楽アワードの授賞式で、同じ部門にノミネートされた“ライバル”の女性歌手2人が、まさかのドレスかぶり…。
気まずくなるのかと思いきや、その後素敵な展開を迎え話題になっている。
まさかメタリックグリーンのミニドレスが被るとは…
アメリカで4月2日に行われたカントリー音楽の祭典「2023 CMTミュージック・アワード」の授賞式で、ドレスが被ってしまったのは、歌手のミーガン・モロニーとカイリー・モーガン。2人はまったく同じメタリックグリーンのミニドレス姿で登場した。Peopleによると、Retrofeteというブランドのものだという。
しかも、被ってしまったのはドレスだけではない。写真をよく見ると、足元のレースアップサンダルまで似たものを履いているのだ。
実はモロニーとモーガンの2人は、同じ「フィーメール・ブレイクスルー・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされていた“ライバル”でもある。トロフィーを掴んだのはモロニーのほうで、授賞式では自身の楽曲「Tennessee Orange」も歌唱した。
ドレスがかぶるハプニングに気まずくなりそうなものだが、2人は楽しんだようだ。顔を寄せ合うポーズなどで写真撮影に応じ、仲の良さを見せた。
授賞式後、モーガンはインスタグラムにモロニーとの2ショットや、2人が互いのドレスを見て驚いているとみられる様子をおさめた写真を投稿し、こうコメントした。
「このエンジェルと同じカテゴリーになったこと、そして偶然にも、頭からつま先まで一致したことは、幸運(Lucky)だと感じています」
「Lucky」とはモロニーの新曲のタイトルだ。モーガンはその曲名を使って受賞したモロニーを祝い、さらには「ノミネートされた仲間たち、そしてこの写真に写っている、私をインスパイアしてくれるたくさんのクイーンたちにも祝福を」と粋なメッセージを送った。
モロニーは、コメント欄で2枚目の写真(2人が驚いている写真)が「一番気に入っている」と返信している。ユーザーからは「2人とも最高」「これこそがクイーン」と賞賛の声が寄せられた。