2022年12月12日は「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」と「大安」が重なり、縁起が良いとされる日です。どんな日なのか調べてみました。
一粒万倍日とは
暦を知る事典(東京堂出版)は、一粒万倍日について、以下のように説明しています。
一般には、文字通り一粒の籾(もみ)が一万倍になってかえってくるという意味で、仕事始め・開店・種蒔き・金貸しなどによい日であるが、借金や借り物など増えては困るものは当然ながら凶である。
大安とは
大安については、 世界大百科事典第2版(平凡社)が次のように解説しています。
六曜の一つで大吉日。婚姻、移転、建築、旅行、新規事業の開始など、すべてのことに終日吉とされる。万事大吉で、成功しないことはないという。大安吉日に結婚式を行うことは、友引の日に葬式を行わないこととともに、現在最も広く受け入れられた習俗となっている。
Oggi.jpによると、一粒万倍日は年間で約60日あるといいます。また、大安をはじめとする他の吉日と一粒万倍日が重なることで、さらに運気が高まるとされています。