子どものクリスマスプレゼントは「欲しい・必要・着る・読む」で選ぶ。TikTokで話題の方法が超合理的

欲しいものばかりを買ってあげる必要はない。
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SrdjanPav via Getty Images
クリスマスプレゼント選びは楽しけど、同時にストレスフルにもなりうる。

もう12月。あっという間にクリスマスがやってくる。

プレゼント選びは楽しいけど、同時にストレスフルにもなりうる。

そんな今の季節にピッタリな、子どもへのプレゼントをスマートに選ぶための方法が、TikTokで話題になっている。

ルールはシンプル。子どもが欲しがるクリスマスプレゼントをたくさん買うのではなく、以下の4つのカテゴリーからそれぞれプレゼントを選ぶのだ。

①本当に欲しいもの(ずっと欲しがっていたおもちゃやゲームなど)

②必要としているもの

③着るもの

④読むもの

このトレンドは新しいものではない。

実際、2016年のBBCの記事ではこの方法をどう思うか親に質問しており、反応は「素晴らしいアイデアだと思う」から「それじゃ悲しい」まで賛否両論だった。

時は進んで2022年。イギリスではインフレによる「生活費危機」の真っ最中で、今やこの方法をTikTokで絶賛する親が増えている。

2児の母であるジェイミー・ローズさんはTikTokで、このルールを使って約40ポンド(約6600円)をどう使ったかを紹介。その動画は話題となり、29万以上の「いいね」を得た。

ローズさんは4つ全てのカテゴリーを網羅しただけでなく、カテゴリーによっては複数のプレゼントを購入したため、子どもたちはそれぞれ4つ以上のプレゼントをもらうことになる。

動画でローズさんは、6歳の娘のために買ったオモチャや靴下(必要)、パジャマ(着るもの)や本(読むもの)を紹介。セールで購入されたものも多かった。

今年は(生活費高騰によって)あまりプレゼントにお金を費やせない人もいるということを理解している、とローズさんは動画の説明欄でコメントし、「あなたは素晴らしく、最善を尽くしていて、子どもの良きロールモデルであるってことを忘れないでね」とも書き添えた。

この動画には1万件以上のコメントが寄せられ、「素晴らしいと思う。クリスマスに大金を使う必要はない」「予算に関わらず、このルールは合理的」と多くが称賛した。

もちろん、その方法に共感せず、「2児を持つシングルマザーだけど、子どもたちに最高なプレゼントを買うためなら最後の1円まで使う」「6歳へのプレゼントにソックスはないんじゃない?それはプレゼントと関係なく買ってあげるものでは?」という意見もあった。

日本の子どもたちは、これほどたくさんのプレゼントを親から期待してはいないだろう。

それでも、両親や保護者からだけでなく、祖父母や親戚、知り合いなどからもプレゼントをもらう可能性がある。

もし誰かがあなたの子どもへのプレゼントについて「何がいい?」と相談してきたら、この4つのルールに従ってお願いするのも良いかもしれない。


ハフポストUK版の記事を翻訳・編集・加筆しました。