サッカー日本代表は12月2日、ワールドカップ(W杯)1次リーグ最終第3戦でスペイン代表と対戦。2-1で劇的な逆転勝利を収め、グループEの首位通過を決めた。
ワールドカップ優勝経験を持つスペイン代表を制した今回の試合。大波乱を巻き起こした日本代表が、W杯の「史上最低」を更新したある記録に世界中の注目が集まっている。
FIFAも祝福
立ち上がりから、スペイン代表にボールを持たれる展開が続いた。細かいパスワークで押し込まれた日本代表は、前半11分に失点した。
しかし後半に入ると、堂安律選手と田中碧選手の立て続けのゴールにより逆転に成功。少ないチャンスをものにして見事勝利を収めた。
FIFA公式Twitterは、ボールを支配するポゼッション率が日本は今試合でわずか17.7%で、「W杯史上最低」だとツイート。
投稿では続けて、両手でハート型を作る絵文字とともに「重要な事実は、勝利したことだ」とつづり、日本の勝利を祝った。
「ポゼッションに意味がないことを証明!」
W杯史上「最低」を記録した日本のポゼッション率。海外メディアも、驚きと祝福のツイートを続々と投稿している。
アメリカのスポーツ専門メディア「ESPN」は、脳が爆発する絵文字を添え、「日本はわずか17.7%というポゼッション率でスペインを下した。これはワールドカップ史上、最も低い数字だ」とツイートした。
「CBS Sports Golazo」も、日本が史上最低のポゼッション率でグループEを制したことを報告。森保一監督の笑顔の写真をシェアした。
BBC系列のサッカー番組「Match of the Day」公式ツイッターは、「日本は、ポゼッションに意味がないことを証明した!」と感想をつづった。