維新・中条きよし参院議員が国会質問で新曲を宣伝⇨「議員にあるまじき行為」と批判の声【発言全文】

日本維新の会の中条きよし参院議員が11月15日の文教科学委員会で自身の新曲を宣伝し、批判の声が上がっています。
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臨時国会が召集され、初登院した中条きよし参院議員=2022年8月3日、国会内
時事通信社

日本維新の会の中条きよし参院議員が11月15日の文教科学委員会で、自身の新曲を宣伝し、批判の声が上がっている。

中条氏は11月15日、文教科学委員会で質問に立ち、締めくくりの場面で自身の新曲を取り上げ、「ぜひお聞きになりたい方はお買い上げください」と宣伝。

また、ディナーショーにも触れ「今年最後のディナーショーではなくて、芸能界最後のラストディナショーでございます」と紹介した。

この発言を受け、SNSなどインターネット上では「国会の場を宣伝に利用するなんて酷すぎる」「議員にあるまじき行為」といった声が上がっている。

歌手で俳優の中条氏は2022年夏の参院選で初当選。11月9日の「政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会」で初めて質問に立っていた。

◇ ◇ ◇

中条きよし参院議員の問題となっている発言は以下の通り。

もう時間だということなので、最後になりますけども、私の新曲が9月7日に出ております。杉本眞人の作曲で、昭和の匂いのする『カサブランカ浪漫』という曲でございます。ぜひお聞きになりたい方はお買い上げください。そして、12月28日に中条きよしラストディナーショーというのをやります。今年最後のディナーショーではなくて、芸能界最後のラストディナショーでございます。ぜひ機会がございましたら、また皆さん、これから76年間、一国民として頑張って参りました。とりあえずは、これから違うこのステージで頑張りたいと思っております。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。