イーロン・マスク氏に買収されたTwitterで、さまざまな機能の変更が続いている。
日本時間11月9日夜には、「認証バッジ」がすでに付与されているTwitterユーザーの一部のプロフィール欄に突如「公式」ラベルが表示された。
Twitterは、政府機関や報道機関、著名人などのアカウントのなりすましを防ぐため、ユーザー名の横に表示される「認証バッジ」と呼ばれる青いチェックマークを一定の基準を満たしたアカウントに付与してきた。だが、マスク氏に買収された後のTwitterは、これを有料のサブスクリプションサービスに加入した人にも付与することを発表している。
9日に突如現れた「公式」のラベルは、こうした有料の「認証バッジ」とは別の形で、そのアカウントが「本物」であることを示すための策だとみられていた。
だが、日本時間10日には、この「公式」ラベルはこつぜんと消えていた。
一体何があった?
Twitterを買収したイーロン・マスク氏は自身のTwitterで、この「公式」ラベルが現れ、なくなったことを報告するTwitterユーザーにリプライで「私がそれをなくした」と表明。続けて、こうツイートした。
「Twitterはこれから数カ月間バカなことをたくさんします。うまくいっているものは残し、そうでないものは変えていきます」
マスク氏に買収されたTwitterをめぐっては、課金制を導入し、無料ユーザーは毎月限られた時間しか閲覧できないようにするプランが検討されていると海外メディアが報じるなど、機能やサービスの変更が注目を集めている。