トルドー首相の“熱唱”が物議。女王の国葬の前に「ボヘミアン・ラプソディ」歌う【動画】

エリザベス女王の葬儀のためにイギリスを訪れていたカナダのトルドー首相。その2日前に熱唱する動画がSNSに流出し物議を醸しています。
|
Open Image Modal
カナダのトルドー首相(2022年9月21日撮影)
via Associated Press

9月19日に執り行われたエリザベス女王の国葬。

その2日前、参列するためイギリスを訪れていたカナダのトルドー首相がクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」を熱唱していたとして、物議を醸している。

BBCによると、トルドー氏が滞在していたロンドンのホテルで、ピアノのそばに立って歌う動画がSNSに流出。動画には、Tシャツ姿のトルドー氏が伴奏に合わせて歌う姿が捉えられている。

エリザベス女王はカナダの国家元首で、トルドー氏は9月19日をカナダの連邦政府の休日にすると表明していた。

この動画に対し、「首相は敬意を欠いている」などの批判が上がる一方、擁護する声も上がった。

BBCによると、トルドー氏の広報担当者は動画が本物であると認めているという。

カナダメディア「The Globe and Mail」は、モントリオール出身のアーティスト、グレゴリー・チャールズ氏がピアノを弾き、トルドー氏や代表団の人々、ホテルの宿泊客らをもてなしたと報道。チャールズ氏のコメントとして、「みんな2時間も一緒に歌ってくれた。とても楽しい気分だった」と伝えている。

この動画をめぐっては、カナダ国内で「恥ずかしいという言葉で言い表せないほどだ」などの批判の声が上がる一方で、「私の葬儀の前には、どうぞ好きなだけ歌ってください」などと擁護する声も上がっている。

トルドー氏は9月27日に行われる安倍晋三元首相の国葬にも参列を予定している

【UPDATE 2022/9/25 17:55】

カナダのトルドー首相は日本時間9月25日、ハリケーンから暴風雨に変わった「フィオナ」への対応を理由に安倍晋三元首相の国葬を欠席すると報じられた

ーーー

 

ひとりひとりが、サステナブルな地球環境の中で、自分らしく生きていくためにーー。

ハフポスト日本版は「SDGs」「多様性」「働き方」の三つのテーマを大きな柱としています。時事ニュース、企画特集や個人の声を拾い上げるオピニオンなど多様な記事を発信し、ハフポストの記事から会話を始めること、多くの関係者と協力しながら社会問題を解決することを目指していきます。