9月27日に執り行われる予定の安倍晋三元首相の国葬。松野博一官房長官は6日の記者会見で、総額16億6000万円程度となる見通しを示した。
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安倍元首相の国葬にかかる経費について、政府は全額を国費から支出するとしている。
首相経験者の葬儀は近年、内閣と自民党による合同葬が主流となっており、戦後に国葬が行われたのは1967年の吉田茂氏のみだ。
戦後の首相経験者のうち、国費負担が最も多いのは三木武夫氏の衆院・内閣合同葬で、約1億1870万円だった。
【一覧】戦後・歴代首相の葬儀の国費負担
首相経験者(敬称略)/ 形式/ 国費
吉田茂 国葬 1804万円
佐藤栄作 国民葬 1996万円
大平正芳 内閣・自民党合同葬 3643万円
岸信介 内閣・自民党合同葬 4510万円
三木武夫 衆院・内閣合同葬 1億1871万円
福田赳夫 内閣・自民党合同葬 7334万円
小渕恵三 内閣・自民党合同葬 7555万円
鈴木善幸 内閣・自民党合同葬 5449万円
橋本龍太郎 内閣・自民党合同葬 7703万円
宮沢喜一 内閣・自民党合同葬 7585万円
中曽根康弘 内閣・自民党合同葬 8295万円
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