大好きな飼育員さん、まだかな…。
そんな声が聞こえてきそうな、コアラの「出待ち姿」が SNSで反響を呼んでいます。
「出待ち姿」をTwitterに投稿したのは、兵庫県南あわじ市の動物園「淡路島ファームパークイングランドの丘」。
8月28日に「飼育員待ってる@(・●・)@」と記し、扉の前にもたれかかるように座っているコアラの「だいち」の写真を投稿しました。
その視線は遠くを見つめているようにも見え、どことなく哀愁が…。
普段は木の上で過ごすことが多いコアラ。同園の動物飼育担当の後藤敦さんによると、だいちは扉を出入りする飼育員を待つため、地面に降りて座っていることがしばしばあるそうです。
この日の朝も、日課の体調チェックのため出入りする飼育員を待っていたそうで、投稿したのはその時の姿をとらえたものだといいます。
どこか人間のような愛らしい姿に「可愛くて笑い止まらない」「中に人入ってますよね」「お迎え待ってる子どもみたいで可愛い」「酔っ払って玄関で寝てるお父さんみたい」という声も。
同園には、だいちを含め6頭のコアラが暮らしていますが、だいち以外はこうした行動をすることはあまりないそうです。
だいちは同園で生まれ育ったためか、警戒心が少なく、スタッフに体を触ってもらうことが大好きだといいます。
同じ日には、背中を飼育員になでられて気持ちよさそうにしているだいちの姿も投稿され、こちらも反響を呼びました。