俳優の香川照之さんが、一般女性に対する性加害行為の疑いを報じられた問題で、香川さんは8月26日朝、自身が司会を務める情報番組「THE TIME,」(TBS系)に出演し、謝罪した。
番組の冒頭で、香川さんは「一部週刊誌報道におきまして、私ごとでお騒がせをいたしまして、皆様にご迷惑、ご心配、ご心痛をおかけし、誠に申し訳ございません」と発言。「私自身、自らの行動をしっかりと深く反省し、自戒の念をきっちりと持って、改めてまた日々をつとめていきたいと思っています」と続けた。
今後について、「与えていただける仕事に対しましては、しっかりと真摯に、真面目に、一生懸命、全力でこれまで通り挑んでいきたいと思っています」と述べた。
最後に「重ねてこの度、お騒がせをしておりますこと、大変に申し訳ございません」と再び謝罪し、頭を下げた。
新潮社のニュースサイト「デイリー新潮」は8月24日、香川さんが2019年に東京・銀座のクラブに勤務する女性に対して胸部を触るなどし、被害女性がPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことが判明した、などと報じていた。
香川さんの所属事務所は25日、公式サイトでコメントを発表。「本人の至らなさで当該女性に不快の念を与えてしまったことは事実です」と説明した上で、「全ては本人の不徳の致すところであり、 この度の報道で再びお相手の方に不快な思いをさせてしまうことは、痛恨の極みです」などと掲載していた。
香川さんの番組冒頭での発言全文は以下の通り。
【発言全文】
おはようございます。冒頭にお時間を頂戴いたします。
この度は一部週刊誌報道におきまして、私ごとでお騒がせをいたしまして、皆様にご迷惑、ご心配、ご心痛をお掛けし、誠に申し訳ございません。
私自身、自らの行動をしっかりと深く反省し、自戒の念をきっちりと持って、改めてまた日々をつとめていきたいと思っています。
また、与えていただける仕事に対しましては、しっかりと真摯に、真面目に、一生懸命、全力でこれまで通り挑んでいきたいと思っています。
そして何より、こうして一日をまた与えていただいていること、このことへの感謝を忘れずに過ごしてまいりたいと思います。
重ねてこの度、お騒がせをしておりますこと、大変に申し訳ございません。