事故後、ヘッシュさんの昏睡状態が続いていたことに触れ、ラフーンさんは「信じられないほど感情が揺れ動いた6日間が過ぎ、言葉では言い表せないくらいの深い悲しみに包まれています」と心境を明かした。
「母が痛みから解放され、彼女にとって永遠の自由を探求し始めることを願っています」
家族や友人、ヘッシュさんのファンに向けて感謝も述べた上で、「安らかに眠ってください、ママ。愛しているよ」と締めくくった。
ヘッシュさんは8月5日、カリフォルニア州ロサンゼルス市内で、2階建て住宅に車で突っ込む事故を起こした。住宅は激しく炎上したが、住人にけがはなかった。
その後ヘッシュさんは脳死(カリフォルニア州では法的に死亡とされる)と宣告を受けた。広報担当者によると、ヘッシュさんは臓器移植を待つ人とマッチングできるよう、生命維持装置につながれているという。
ロサンゼルス警察は後に、事故時のヘッシュさんの体内からコカインが検出されたと発表している。
ヘッシュさんは過去に、生涯を通じて抱えていたメンタルヘルス上の問題を明かしており、それが父親からの長年の性的虐待に起因するものだとも語っていた。
1969年、オハイオ州出身。1987年にテレビドラマ『アナザーワールド』に出演し、エミー賞を受賞。『ボルケーノ』や「6デイズ/7ナイツ』などにも出演した。
バイセクシュアルであることも明かしていたヘッシュさん。1997年には、司会者・コメディアンである同性パートナーのエレン・デジェネレスさんとの交際を公表し、注目を浴びた。
長男のラフーンさんは、ヘッシュさんの元夫との間の子。ラフーンさんのほか、ヘッシュさんと俳優のジェームズ・タッパーさんとの間に13歳の息子がいる。
※この記事は、ハフポストUS版を翻訳・編集・加筆しています。