ある日突如母鳥がいなくなり、孤児になった15羽のアヒルの赤ちゃん。
親代わりになってお世話を始めたのは、15歳のラブラドール・レトリバーのフレッドでした。
しかも、フレッドがアヒルの赤ちゃんのお世話をするのは、今回で2回目のことだといいます。
とても優しい性格のフレッド
イギリス・サセックス州にあるマウントフィーチェット城では、城内で動物保護を行っており、フレッドは生まれてから様々な動物たちとともに暮らしていました。
そこで代わりにお世話を始めたのが、フレッドでした。実はフレッドは、2018年にも、どこからか城内に迷い込んできた9羽のアヒルの赤ちゃんのお世話をしていました。
マウントフィーチェット城のSNSでは、フレッドとアヒルの赤ちゃんたちがのんびりと仲良さそうに一緒に過ごし、背中に乗せている様子の写真を投稿。フレッドが里親になったことを報告し、「よくやったフレッド(ハートマーク)」と褒め称えました。
BBCのインタビューに対し、オーナーのジェレミー・ゴールドスミスさんは「フレッドは専業主夫」なのだと答えています。
「フレッドは、前回お世話をした時よりは、少し身体が老いてしまったけれど、今もとても優しい性格で、素晴らしいことです。フレッドは、このお城の家族の一員であることをとても気に入っているようです」
ゴールドスミスさんによると、アヒルの赤ちゃんたちがお世話を必要としなくなるまで、フレッドとともにお城で暮らすだろう、ということです。また、母親のメアリーについても、「彼女は良いお母さんなので、数日中に子どもたちの元に戻るかもしれません」とコメントしています。