安倍晋三元首相が死去。奈良市で演説中、銃弾に倒れる

安倍晋三元首相が7月8日、奈良市内で演説中に銃で撃たれ、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。
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参院選が公示され、応援演説をする安倍晋三元首相=2022年6月22日、東京・JR新宿駅前
時事通信社

自民党の安倍晋三元首相(67)が7月8日午前11時半ごろ、奈良市内で演説中に銃で撃たれ、その後、搬送先の奈良県立医科大付属病院で死亡が確認された。病院の医師が記者会見で明らかにした。

安倍氏は1954年生まれ。衆院山口4区選出の当選10回。成蹊大卒業後、神戸製鋼所に入社。父・安倍晋太郎元外相の秘書を経て、93年に衆議院初当選。

党幹事長、官房長官などを歴任し、2006年に戦後最年少の52歳で首相に就任。第90、96〜98代の首相を務めた。

首相の連続在職日数は2822日、通算在職日数は3188日で、ともに憲政史上最長。

祖父は第56、57代首相を務めた岸信介氏、大叔父は第61〜63代首相を務めた佐藤栄作氏。