テレビアニメ放送中の人気漫画『SPY×FAMILY』の原作者・遠藤達哉さんが6月12日に自身のTwitterで投稿した絵が、アイドルグループ『乃木坂46』のファンを中心に、反響を呼んでいる。
イラストは、同作のキャラクターであるアーニャ・フォージャーが、「母」であるヨル・フォージャーを叱っているもの。
投稿には、『乃木坂46』のファンらと思われるアカウントから「遠藤先生、お仕事がお早い!!笑」「ありがとうございます」といったコメントが寄せられている。
いったいなぜなのか。
このイラストの元ネタは、11日にYouTubeチャンネル『乃木坂配信中』で投稿された「【SPY×FAMILY】アーニャ&ヨルのコスプレで奇跡の1枚を撮影せよ!」 という動画だとみられる。
これまで『呪術廻戦』や『文豪ストレイドッグス』のコスプレをしてきた企画の第3弾で、メンバーの賀喜遥香さんがヨル、田村真佑さんがアーニャのコスプレをして、写真を撮影するというものだ。
2人は結婚式場などで、写真を撮影。その中で、はしゃぐ様子の田村さんを賀喜さんが「かわいいね」となだめ、田村さんが「歳上だぞ!!」と威嚇する場面があった(動画15:58ごろ)。
遠藤さんは翌日の午前0時過ぎにイラストを投稿。遠藤さんは坂道シリーズのファンとしても知られ、過去には『日向坂46』の佐々木久美さん、小坂菜緒さん、加藤史帆さんをモチーフにしたイラストや、『乃木坂46』の『ガールズルール』という曲をテーマにした絵を公開している。作中には佐々木さんをモチーフにした「日向の貴婦人」という絵画が出てくる。
『SPY×FAMILY』は、世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代が舞台で、凄腕スパイのロイド・フォージャー(黄昏)が主人公。ある日ロイドに「家族を作り、とある名門小学校に潜入する」というミッションが課せられ、任務のため引き取った子ども・アーニャは超能力の持ち主、契約結婚をすることになった妻・ヨルは殺し屋だった。互いの正体を隠しながら、ミッションに挑んでいくーーというストーリーだ。
2022年4月からテレビ東京系列で、テレビアニメの放送が始まった。原作コミックスの累計発行部数は、5月末で2100万部を突破している。