小さなチワワが、首に矢を撃たれる悲惨な出来事に見舞われた。
だが奇跡的にその矢は動脈を外れ、吠えたり尻尾を振ったりできるほどに回復した。
保護した人たちは、誰かが故意に撃ったと見られることにショックを受け、情報提供を求めている。
(※記事の途中に保護された直後のチワワのショッキングな画像が掲載されています)
アメリカ・カリフォルニア州のリバーサイド郡動物管理局が5月23日に詳細を発表した。
発表によると、子犬は生後4ヶ月のメスのチワワと見られ、名前はない。
23日の朝、路上で子犬がけがをして悲鳴をあげているのを聞いた女性が通報し、保護されたという。
動物管理局がTwitterに投稿した画像には、子犬の首に矢が横向きに突き刺さっている様子が映っている。
幸運なことに、矢は子犬の動脈から外れていたという。治療にあたった動物保護施設で獣医によって除去された。
ロサンゼルス・タイムスによると、子犬は矢を外されてから2日もたたないうちに、吠えたり尻尾を振ったりできるようになるまでに回復した。
だが、どのような経緯で子犬が矢を撃たれたのかは不明のようだ。
動物管理局は発表した声明のなかで「私たちはショックを受けている」とし、情報提供を求めるとともに、飼い主が見つかるまで子犬を保護すると述べた。
リバーサイド郡では4月にも野生のロバが矢で撃たれ、手術中に死ぬ出来事が起きたばかりだが、チワワが撃たれた矢との関連は不明だという。