アメリカのデンバー空港からオーランド空港に向かう飛行機の中で、乗客が突然陣痛を訴えた。
すぐには着陸できない状況の中、客室乗務員やクルーが中心となって機内での出産を手伝い、女性はトイレで元気な赤ちゃんを出産したという。CNNが報じた。
フロンティア航空の客室乗務員の1人、ダイアナさんは早期陣痛が始まった女性をトイレまで連れて行き、出産を手伝ったという。
クリス・ナイ機長はダイアナさんの仕事ぶりに対して、「模範的」「冷静」と称え、「クルー全員が本当によくやってくれた。みんなが協力して、飛行機での出産、赤ちゃんの搬送を成功させたことをうれしく思います!」と喜びのコメント。
航空会社のSNSには、クルーと誕生した赤ちゃんの写真が投稿された。
CNNによると、飛行機は医療スタッフが待機するフロリダ州のペンサコーラ空港に一時着陸し、母子を降ろした後、目的地のオーランド空港へ向けて再度出発した。
赤ちゃんの名前や性別は公表されていないが、誕生した時の状況からミドルネームは「Sky」とされたことが明かされた。