メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が日本時間の5月16日、敵地でのアスレチックス戦で初回に2戦連発となる第8号の2ラン本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。
前の試合で記念すべき節目のメジャー通算100号を達成した大谷選手。これまでの100本の本塁打を全てまとめた動画をMLB公式Twitterが15日に公開し、多くの反響が寄せられている。
日本人選手のホームラン数第3位の大谷、今後はイチローさんの記録を追う
大谷選手は日本時間の5月16日の試合終了時点でのホームラン数が101となっている。この成績は、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんの通算175本、マリナーズなどで活躍したイチローさんの通算117本に次ぐ3位だ。
今後は今シーズン中にイチローさんの記録を追うことになる。
MLBによる“神編集”動画がこれだ。「目がついていかない」との声も
大谷選手がメジャー初本塁打を記録したのは、2018年。日本時間4月4日に本拠地アナハイムで行われたインディアンス(現ガーディアンズ)戦。相手はジョシュ・トムリン投手だった。
投打の活躍で2021年シーズンにアメリカン・リーグのMVPを獲得した大谷選手。最近ではチームの3番打者として定着しているが、この時はまだ「8番・DH」で試合に出場。先発出場ながらも下位打線を打っていた。
動画はその特別な一打から始まる。そこから第100号ホームランまでの打った瞬間の映像がちょうど30秒間に凝縮されて編集された。MLB公式は「Enjoy the Sho。(ショータイムを楽しんで)」とツイートした。
力強い打球音が響く動画に対し、Twitterでは「作った人ありがとう」「凄すぎて目がついていかない」「打球音が本当に気持ちいい」「この編集の発想はなかった」「メトロノームか」「体の軸がぶれないなぁ」と様々な感想が寄せられていた。
第101号ホームランを放った大谷選手。続く節目の150号、そして200号に向けて新たなスタートを切った。“2本目のまとめ動画”が作成されるのはいつになるか分からないが、ファンは大谷選手の一発を今後も期待している。