アメリカの俳優、アンジェリーナ・ジョリーさんは4月30日、ロシアによる侵攻を受けているウクライナ西部・リヴィウを訪問した。避難している子どもたちと交流し「ショックを受けているに違いありません」などと気遣った。
ロイター通信などによると、ジョリーさんはリヴィウの学校などを訪れ、避難してきた子どもたちと面会した。笑顔を見せながら小さな子どもをくすぐって交流する一幕もあった。
ボランティアとの会話では「子どもたちはショックを受けているに違いありません。トラウマがどれだけ子供に影響を与えるかを、私は知っています。誰かが、どれだけ子どもたちのことや、彼らの声が大事なのかを示すことで、大きな癒やしになるでしょう」などと話した。
朝日新聞デジタルによると、リヴィウ州のコジツキー知事はSNSに「ジョリーさんを目撃した人たちはみな、彼女だということが信じられなかった」などと当時の様子を投稿したという。
ジョリーさんはその後、リヴィウ駅を訪れていた時、空襲警報のサイレンが鳴り響いたため、駅の外にある車に乗り込んで退避したという。