仕事と子育てに奮闘するパパとママ、家族の日常をテーマにした第6回「働くパパママ川柳」の入賞作が発表された。
応募は4万7188点で、多様な視点でつづられた作品が寄せられた。
大賞に選ばれたのは、福岡県の女性(24)の次の作品だった。
「毎食が SDGs 子の残り」
「残りもの」とネガティブに捉えられがちなものを、「SDGs」への貢献という大きな視点でポジティブに切り替えた句が選出された。
新型コロナの影響でテレワークが続くなか、子供のいる家庭では、保育園の休園や学校・学級閉鎖が行われるなどで仕事と子育てを同時にこなさないといけない状況が増え、そんな課題に焦点を当てた作品が多く含まれていた。
例えば以下のような作品がある。
「聞く力 おしゃべり娘に 鍛えられ」(パパママ目線賞)
「コロナ禍で 増えたミッション 多すぎる」(パパママ目線賞)
「副反応 妻と娘は 無反応」(パパママ目線賞)
「恋をする きっかけさえも なくされる」(子ども目線賞)
「手に負えぬ 孫は寝顔で 恩返し」(じぃじばぁば目線賞)
「キャパ超えた ママにもギガを 追加して!」(優秀賞)
「『高い高い』じぃじぃパソコン 持ち上げる」(優秀賞)
オリックスグループが主催し、残りの作品は公式サイト上で紹介されている。