メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手。昨シーズンのアメリカン・リーグMVPの今季第1号ホームランをファンは待ち望んでいる。
そんな中、大谷選手が試合中に見せた“ある行動”が注目を集め、反響が寄せられている。MLBの公式サイトも紹介するほどだ。
話題になった大谷が“心肺蘇生”を試みる姿
MLBの公式サイトで紹介されたのは、日本時間の4月12日にエンゼルスの本拠地・アナハイムで行われたマイアミ・マーリンズとの試合中の1コマだった。
注目されたのは、大谷選手がベンチで笑顔で自らのバットに“心肺蘇生”を試みる姿だった。
この姿にMLB公式サイトでは「大谷には複数の才能がある。彼は打って、投げて、走るが、彼の最も新しい才能はこれまでで最も印象的かもしれない。無生物の対象物に、心肺蘇生法を試みているのだから」などとジョークを交えて紹介した。
続けて、「(バッティングの)状態を良くするために、バットに新たな命を吹き込む必要があったのかもしれない」と言及した。
日本時間12日の試合が終了した時点で、大谷選手はヒットはあるものの本塁打はなく、開幕から5試合の打率が1割台と自慢の打棒はまだ発揮できていない。
今シーズンはアストロズとの開幕戦で自身初となるMLBの開幕投手を務めた。
今年も投打での活躍が期待される大谷選手。メジャーリーグでは今シーズンから「投手」として降板した後も、「DH(指名打者)」として試合にそのまま出場できる「大谷ルール」が適用されている。
昨シーズンと比べて打席増も見込まれるだけに、今後の打撃に期待が高まる。