盛り上がるママ友さん同士の会話。「そ...そろそろ帰りたい」と思うも、会話に入った後の抜け方がわからず...。そこで「変わる!私は!」と決意し、挨拶だけして会話には入らずサッと立ち去ることに。
そんな体験を描いた15ページのマンガが、Twitter上で3000件を超える「いいね!」がつき、反響を呼んでいます。マンガを読んだ読者からは「めっちゃ分かります」「適度な距離感大事」「私も試したい」と共感のコメントが寄せられました。
■ママ友との距離を考えた
作者は、8歳と4歳の姉妹の母でありイラストレーターであるようみん。さん(@imoyamayoumin)。今回のマンガは、長女が幼稚園に入園してから現在までの話を「ママ友との距離を考えた」として、3月29日に投稿しました。
長女を幼稚園に送ると、会話に盛り上がるママ友さんの姿が。「おはようございます〜」と挨拶して会話に入ると終わる様子もなく15分。「そ...そろそろ帰りたい」と思っても、いったん会話に入ってしまうと、抜け方が分からない..。
お迎え後の公園でも同じような状況になってしまいます。友達と遊ぶ長女を見つつ、ママ友さんたちとの会話に入ると気づけば1時間。
毎朝30分の会話と、幼稚園が終わってからの公園コースが週3の日々に、気疲れしてしまいます。そんな中、突然のコロナで幼稚園が休園に。友達や先生とも会えずに長女の卒園を迎えてしまいました。
そして次女の幼稚園が始まるタイミングで「よし...!変わる!私は!」とある決意をします。
それは「おはよう〜」と挨拶だけして「私先行くね!じゃ!また!」とママ友さんとの会話に入らず立ち去るというシンプルなもの。それからは挨拶だけ交わし帰宅するようにしたそうです。
朝や幼稚園終わってからの公園での会話がストレス発散になるママさんもいるし、家に帰ってゴロゴロしたりお絵描きしたりする方がストレス発散になるママさんもいる。「それぞれが良好な関係であればいいのかな」と感じたそうです。
※以下にマンガの一部と作者との一問一答が続きます。
マンガのフルバージョンはようみん。さんのTwitterから。
■ようみん。さんとの一問一答
ハフポスト日本版は、ようみん。さんに話を聞いた。
ーー今回のエピソードを漫画にしようと思ったきっかけは何でしょうか?
長女が幼稚園に通いだしてずっとモヤモヤしていた事の1つでした。 次女の入園を期に、『立ち止まらない』ママになったらとても気持ちが楽になり、同じように悩んでいる方に届いたらいいな!と思い描きました。
ーーママ友さんの会話に立ち止まらずそのまま去ることができた時の気持ちを詳しく教えてください。
すごくアッサリ帰れて…『あ、これでいいんだ!!』と思いました(笑)私は周りのママさんに気を遣いすぎていたのかもしれないです。
ーーもし長女さんが幼稚園に通っている時に戻れるとしたら、昔の自分に何と言いたいですか?
無理して付き合わなくても大丈夫だよー!!と言ってあげたいけど当時の私なら 『でもな~』と悩みそうです(笑)初めての幼稚園で、しかもママ友さんが初めてできた頃だったので(笑)
ーー今回の漫画には3000件を超える「いいね!」が付くなど反響が寄せられていますが、どのように感じていらっしゃいますか?
たくさんの方から共感して頂けると思ってなかったのでびっくりしてます! 幼稚園に入るといろんなタイプのママさんが一斉に集まるのでやはり悩みも出てきますよね…
ーー特に、同じようにママ友との距離の取り方に悩んでいる方からたくさんのコメントが寄せられています。どんなことを感じましたか?
ママ友さんとの距離って難しいですよね。 子ども同士が仲良くなって、そのママさんとの交流が増えるので運もあるかなと… ママさんも3年間幼稚園に通うことになるので最初が肝心かと!!! この漫画も、これから幼稚園が始まるママさんに読んでもらいたくて春休みに描いてました。
ーー子育てに奮闘されている読者の皆さまに、何かメッセージがあれば一言お願いします。
新しい生活が始まる4月。 お子さんも初めてがいっぱいでドキドキ! ママさんパパさん一緒に頑張りましょうね!!