ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナ。
ウクライナ北部にある都市、チェルニーヒウのある犬が注目を集めている。
ウクライナの戦略コミュニケーションセンターが3月20日、公式Twitterに動画を投稿した。投稿によると、この犬の名前は「パトロン」。ウクライナの国家緊急事態局(SES)の救助隊員とともに働いているという。
ロシアによる本格的な侵攻が始まってから、「90個近くの爆発物の除去に貢献しました」と伝え、「いつかはパトロンの物語が映画になるでしょうが、今は忠実にプロの職務をこなしてくれています」とつづった。
動画では、防弾チョッキとみられるベストを着用した「パトロン」が隊員とともに車に乗り込む姿や、地面の匂いを嗅ぎながら探索する姿が紹介されている。
この動画には、1万1千件のいいねがつき、「小さなヒーロー!」「なんていい子」など称賛のコメントが寄せられている一方、「絶対怪我をしないで」「安全でいて」と心配する声も上がっていた。