2月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、3月3日で1週間を迎えた。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、この1週間でウクライナから100万人の難民が近隣諸国に流出したという。
国連難民高等弁務官のフィリッポ・グランディ氏が日本時間3月3日、自身のTwitterで明らかにした。
グランディ氏は、「わずか7日間で、ウクライナから100万人の難民が近隣諸国に流出するのを確認しました」とつづり、「ウクライナ国内のさらに多くの人々のために、命を救うための人道的支援を提供できるよう、銃声は静まるときです」と訴えた。
避難を強いられる人々にできること
UNHCRによると、ウクライナの人々はポーランド、ハンガリー、ルーマニア、モルドバなどの隣国に避難を強いられ、国連の推計ではウクライナ国内では1200万人が救済と保護を必要としているという。
こうした避難民の支援のため、UNHCRは毛布などの救援物資の配布や法的なサポート、子どもたちのための社会心理的サポートなどのための寄付を募っている。
UNHCRのサイトから支援することができる。