「2」が6つ並び、「スーパー猫の日」と呼ばれる2022年2月22日。
その日の2時22分、アメリカ・ノースカロライナ州の病院の「2番」の分娩室で、「奇跡の赤ちゃん」が生まれていた。
「奇跡」と呼ばれたのは、ただ数字が揃ったことだけが理由ではない。母親はがんサバイバーで、妊娠が難しいと言われていたという。
6年間の闘病を経て、「私たちの奇跡の赤ちゃん」が生まれた
9つの「2」が合わさった瞬間に生まれてきた赤ちゃんの名前はユダ・グレース・スピアちゃん。ノースカロライナ州にある病院・アラマンス地域医療センターで誕生した。
夫妻は、ヘブライ語で「賛美」を意味する「ユダ」という名前を赤ちゃんに授け、「私たちの奇跡の赤ちゃん」だと誕生を祝った。
地元のテレビ局「WFMY-TV」によると、アベリさんは2014年にホジキンリンパ腫と診断され、2020年までおよそ6年にわたって闘病生活を続けた。
アベリさんは出産の際、「2」が揃った日付や時間については特に意識していなかったという。
「看護師が全員興奮して叫んでいるのを聞きました。その時、何か起こっているんだと気づきました」
病院側もFacebookで、「家族は赤ん坊のために祈り続けました。そして今日、その祈りが叶ったのです!」として、祝福の言葉を贈った。