北京オリンピック・カーリング女子日本代表のロコ・ソラーレは2月18日、準決勝でスイスと対戦する。
選手たちも「今世紀最大のサプライズ」と驚いた準決勝進出を“アシスト”した形になるスウェーデンチームとのやり取りが話題になった。
日本は、勝てば自力での準決勝進出が決まる17日の1次リーグ最終戦でスイスと対戦し、4-8で敗れた。
しかし同時刻に開催された試合で、スウェーデンが韓国に勝利したために上位4位以内に入り、準決勝進出が決まった。
17日に民放テレビ局のオリンピック公式動画サイトgorin.jpがTwitterに投稿した動画には、藤沢五月選手と吉田知那美選手を、カナダのジェニファー・ジョーンズ選手が祝福する姿が映し出された。
カナダは予選リーグで日本と勝敗が並んだが、「DSC」(ドロー・ショット・チャレンジ)によって日本の進出が決まった。
ジェニファー・ジョーンズ選手はソチで金メダルを獲得したレジェンド。試合を終えたばかりと見られるジョーンズ選手に激励され、藤沢選手と吉田選手は涙を拭った。
その直後には、スウェーデンの選手たちがそばを通った。「よくやったね」と称えられ、涙していた藤沢選手と吉田選手。
だが「まただね!」と笑顔で声をかけられると、2人も思わず声を上げて笑っていた。
実は、スウェーデンが日本の進出を「アシスト」するのは平昌大会でも起きていた。
準決勝進出をかけた試合で敗れた日本だったが、スウェーデンがアメリカに勝ったことで進出が決まるという、今回と似たような展開となっていた。SNSでは選手たちの称え合う姿に反響が広がっていた。