アメリカの体操選手であるシモーン・バイルスさんが2月15日、自身のInstagramを更新し、NFLプレーヤーのジョナサン・オーウェンズ選手と婚約したことを明らかにした。
バイルス選手はInstagramに「これまでで最も簡単なイエスだった」と書き出し、「あなたと永遠に一緒に過ごすことが楽しみです。あなたは、私が夢見ていたものであり、それ以上の存在です。結婚しましょう!」とコメント。
オーウェンズ選手から指輪が贈られている写真や2人で笑顔で見つめ合うドラマチックな写真を複数枚投稿した。
バイルス選手はリオオリンピック(2016年)で4つの金メダルを獲得した、アメリカ体操界のスーパースター。
東京オリンピックでは体操女子団体決勝の試合を途中で棄権し、自身のメンタルヘルスの問題を明かした。
その後予定されていた複数の個人種目についても出場を辞退したが、最後の種目となった平均台の決勝に出場し銅メダルに輝いた。
その勇気ある行動に多くのアスリートらがサポートを表明。
大きなプレッシャーに直面するアスリートたちのメンタルヘルスを守る大切さに、広く関心が寄せられるきっかけとなった。
NFLのヒューストン・テキサンズに所属するオーウェンズ選手は、そんなバイルス選手を支え続けてきた存在だ。
Texas Monthlyによると、2人の出会いは2020年3月。同じアスリートとして信頼を深めてきた。
バイルス選手が試合を棄権後、オーウェンズ選手は「どんなことでもあなたと一緒に乗り越えるつもりです」とInstagramで表明していた。
婚約の発表に対し、2人のSNSには祝福のコメントが多数寄せられている。