「電子失恋」が中国でトレンド入り。熱中していたドラマや映画が終わった後の「あの感覚」のこと

羽生結弦選手の競技も、北京冬季五輪も終了...「電子失恋」する人が続出中です。

中国のネット空間で「電子失恋」という言葉が話題だ。ドラマや映画など、画面越しに夢中になっていたものが終わると、突然虚無感に襲われる...そんな感覚のことを指すという。

現地で大人気だったフィギュアスケート男子の羽生結弦選手が競技を終え、北京冬季五輪も閉幕したことから、多くの人が「電子失恋」状態に陥っているようだ。

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Edwin Tan via Getty Images

■誰もが味わったことのある...

北京冬季五輪の閉幕式から一夜明けた2月21日、中国のSNS・ウェイボーでは「電子失恋」がトレンド入り。関連する投稿は3000万回以上閲覧された。

中国メディアの過去の報道によると、「電子失恋」とは熱中していたドラマなどが終了した後、ぼうっとしたり虚無感に襲われたりすることを指すネット用語。ウェイボーでは、北京冬季五輪が終わったことを受け、「もっとカーリングを見ていたい」「明日が(2026年の)ミラノ冬季オリンピックだったらいいのに」などの投稿が寄せられた。

なかには、中国で大人気だった羽生結弦選手が競技を終えたことから「飛行機を見るたびに、それが羽生選手を連れて行ってしまう機体に見えてくる」と書き込むネットユーザーもいた。