オリンピックのスノーボード男子ハーフパイプで過去3度の金メダルを獲得し、北京大会での引退を表明していたアメリカのショーン・ホワイト選手。
2月13日に自身のTwitterに投稿した4枚の写真とコメントに、反響が広がっている。
ホワイト選手はトリノ、バンクーバー、平昌と3大会で金メダルを獲得した35歳。2月11日に行われた男子ハーフパイプ決勝では、最後まで攻め続けて4位に入った。
投稿された1枚目の写真は、スノーボードを抱きしめて涙する自身の姿、2枚目はチームメイトと肩を組んだ2ショット、3枚目にはハーフパイプ決勝でのラストランの様子。
4枚目には両手を広げて小さくお辞儀をする姿。“Thank you, snowboarding.”と一言だけ添えられていた。
ホワイト選手は、オリンピック最後のランとなる決勝3回目の途中、着地で転倒した。手を上げて感謝を表しながらのラストランに、会場からは大きな拍手と歓声が送られた。
金メダルを獲得した平野歩夢選手に歩み寄り、抱き締める姿が話題になった。ホワイト選手は競技後のインタビューで、「スノーボードは私の人生だ」と語っていた。
競技のあった11日以降はTwitterの更新はなかったが、その2日後の13日に冒頭の投稿をした。
ホワイト選手の競技人生を凝縮したような一言と写真に、ファンから感謝の言葉が多数寄せられている。